ベーシックやスタンダード好きゆえか、ふだん行くお店は老舗が多く、頼むメニューも決まっている。(この店ではコーヒーとドーナツ、あの店ではコーヒーとプリン等)
京都でもいくつか好きな喫茶店があるのだが、今日はフランソワについて。内装や味、ともに気持ちが高揚する。学生時代から、この店は特別だったり優雅な気分なときに訪れる。
いつもはコーヒーのみ(もちろんフレッシュクリームで)頼むのだけれど、この前ケーキを頼んでみた。今まであまりフランソワはケーキのイメージではなかったのだけれど、メニューをみてみるとかなりときめく品揃え。(わたしは、フランス系よりドイツやオーストリア系のケーキの方がより好みです。)
定番ぽいガトーフランソワは売り切れだったので、レアチーズを頼んだら、最高に好きな感じだった。これから、フランソワではケーキもともに頼むことにしよう。
いつも固定化してしまい止ってしまっていては、すてきなものを見失ってしまう。自分も変わっていくのだし、微調整は必要だ。同じ注文ばかりではなく、ひとつだけでも違う冒険をしていこうと思った。
後日、図書館にて「老舗のカフェスイーツ」山村光春監修、を借りた。掲載されている喫茶店は気になるところばかり。わたしの好きなお店もたくさん載っている。なんとフランソワのレアチーズが表紙になっていた。つくりかたも載せてあるのだけれど、こういった丁寧につくられているプロの味はやはりお店で食べようと思った。フランソワの方のインタビューもよかった。ちなみに家庭向けでのケーキの最高峰のレシピ本は、「ホルトハウス房子のお菓子」だとおもっています。
(my)