Wednesday 31 May 2017

好きが繋がる時


作業をしながら武満徹全集の歌曲集を流していたら、聞き覚えのあるメロディーが流れてきた。
女性が歌っているが、僕が知っているのは男性ヴォーカルだったと思う。
誰だっけな。
不意に荒木一郎の顔が浮かんだ。
まさかと思って調べると、その『めぐり逢い』という曲は、作詞が荒木一郎、作曲が武満徹だった。
あわてて、荒木一郎のCDを探して聴く。ライナーノーツにちゃんとクレジットが載っている。
大好きな人が繋がると何とも嬉しい気持ちになる。
意外性があるほど、なおさら。
あらためて、いい曲だなー。

(青柳)

Tuesday 30 May 2017

麦秋

野菜の直売所に行く途中、一面に広がる田圃のところどころに黄金に輝く麦畑。とてもうつくしい。今の季節の楽しみ。それにしても、今年は5月と思えない暑さだ。

家に戻り先ほどの光景を反芻している間にふと思い出して、久しぶり本棚から出してきて読んだ本がある。それは、ムギと王さま/ファージョン作 石井桃子訳(岩波少年文庫)。イギリスの児童文学。

  
(このイラストのようにうず高く積んだ本の横で一心不乱に好きな本を読みふけるのは至福の時。いいなぁ。)


(my)

Monday 29 May 2017

万人受けするノイズ


森の中で自然の音に包まれると心地良く感じるのはなぜだろう。
鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、風で枝葉がこすれる音・・・多種多様な音が複雑に混じり合っている。
静かだから気持ち良いのではない。自然が作り出す「ノイズ」で満たされている。
個々に好き勝手な音が鳴っているだけなのに、合わさった時、人の心を浄化させる。これだけ万人受けする「ノイズ交響曲」は人間には作り出せない。
人がつくり出す音と自然がつくりだす音、何が異なるのだろうか?人間も自然の一部なはずなのに。
頭にふいに「コントロール」と「流れ」という言葉が浮かんだ。
深いテーマなので、これからじっくり探っていきたい。

(青柳)

Sunday 28 May 2017

バランス

今でも情報派頭でっかちになってしまうときもあるけれど、近年ますます現場派体験主義になってきている。

実際、その場にいて空間やさまざまなものを体験する事が重要だということ。自分の視点でみるということ。このまえ書いた”量より質”についておもうことと一緒で、たくさんの情報を知っているより、ひとつひとつの実体験を大事にしていきたいと痛感した昨日のいちにち。

ま、実体験も情報も頭で考えることも行動する事も、どれもバランス良くできるのが一番理想なのだけれど。

(my)

Friday 26 May 2017

成長のじかん

成長するには十分な時間が必要だと最近つくづく思う。
早いのはよくない。遅いくらいのほうがいい。
そういうことが、自然を見ていると感覚的に理解できる。
何だって同じだろうな。
効率とか時間短縮にワナがあるのかもしれない。
現代人はそういうツケを払わされているような気がしてならない。

(青柳)

Thursday 25 May 2017

”量より質”についておもうこと

”量より質”とはあたりまえのようなことだけれど・・・最近ますます実感している。

たくさんのお洋服やレコードを追い求めていた頃もあった。でも今は違う。自分がほんとうに好きなことが分かってきたからか。ミーハー心でふらふらしていた。いまも少しはそんな気分が残っているかもしれない。それでもメディアや雑誌(すごい読んでいた!)から離れむかしほど影響を受けなくなったからか。

例えば、バイキングのケーキをおなかいっぱい食べるより、すてきな喫茶店でちいさくても上質なケーキをきれいな食器で食べたい。

特に普段接すること。身につける下着の心地よさ(絹とか天然素材)、よい音質で聴くお気に入りのレコード、地元の新鮮な野菜を食べること、良く掃除された気持ちのよい部屋、好きなインテリア等々。そしてひとつひとつを大事にしたい。だれもみていなくても自分が知っていること。

そんなちょっとしたことがどんどん未来を変えていく・・・ような気がする。おおげさなことじゃなくても、日々ここちがよいほうが気分がいい。なるべく機嫌よくいたい。

(my)

Wednesday 24 May 2017

鳥の英会話


Chris Watsonの"In St Cuthbert's Time"を聞きながらデスクワークをすると気持ちいい。
このCDには英国リンディスファーンのいろいろな種類の鳥の鳴き声がフィールドレコーディングされている。
スピーカーMONOで聞いていると、とても臨場感があって野外にいるような錯覚に。
本物の鳥の鳴き声を聞くより、このCDのほうが音楽的に聞こえる。Chrisさんの録音や編集は、まさしく「作曲」といってよいと思う。
今日はいつもよりやけに音が生き生きしているなと思ったら、目の前の開け放した窓のすぐ外でツバメが鳴きながらバタバタしていた。スピーカーからの鳥の声が気になるらしく、何度もやってきて鳴いていた。
イギリスの鳥と日本の鳥は会話できるのかな?日本人のように、日本の鳥が英語を話してコミュニケーションをとっているような気がした。

(青柳)

Tuesday 23 May 2017

音の記録 さまざまな方法

めったにないことだけれど、すごくすごく好きなアルバムはレコード(アナログ)とCDの二種類を買いたくなることがある。たいていはCDを先に持っていて、あとから再発されたものや中古でアナログレコードみつけたり。双方持ち味があるので、どちらをもっていてもいいなと思えるものを手に入れる。

WENDY & BONNIE"GENESIS"はわたしにとってそんな作品。ぐっとくるほど良いのです。

 
(my)

Monday 22 May 2017

薄紫の音


ずっと行きたかった敦賀のTOKLASゑでぃまぁこんのライブを観に行った。
彦根から敦賀までは、下道で2時間くらいの距離で琵琶湖の景色も素晴らしく、ドライブがてらに行くにはとても良かった。山の鮮やかな緑色の中に藤や桐の花がふんわりと咲いていたのが特に印象に残った。自然が作り出す薄紫色は何とも優雅な色を放っていた。
港町敦賀ののんびりとした雰囲気は、近江とはまた違った趣きがあった。古い街はそれぞれに個性が感じられるから面白い。
ライブが始まるのを心待ちにしながらステージを見ると、柱に薄紫と緑の水彩画が掛かっていた。ライブフライヤーのイメージも薄紫と緑で嬉しくなる。演奏が始まり、ゑでぃまぁこんの優しい響きが空間に満たされる。窓からの風も気持ち良くて白昼夢を見ているような感覚に。なんだか、薄紫の音に包まれているような気がした。
5月の生き生きとした色彩と音を体感した至福の小旅行。

(青柳)

Saturday 20 May 2017

フライング

季節感を大事にして暮しているつもり。旬のものの喜びを感じたいし、めりはりがあって楽しいから。それでも、5月なのに今日みたいに夏と勘違いしてしまうような日差しや気温だとその季節に行うことをフライングしてしまいそう。

例えば、冷やした麺(こちらは6月からと決めているけれど、もうすでに解禁してしまった)とか、”夏なんです”(こちらは夏休みのもの)といったようなこと。まだ今年は”麦秋”みていないのにー。なんだか混乱してしまう。

(my)

Friday 19 May 2017

N響の夜

今ラジオからN響の定期演奏会が生放送されている。
まだ陽が落ちきっていない渋谷の街を、NHKホールに心躍らせながら向かった2年前の夜を思い出す。
いつもよりちょっと綺麗な服を着て、開演前に飲んだよく冷えた白ワインの感触…

スピーカーを作り出してから、オーケストラの生音を一度体験したいと思い、初めて行ったコンサートがその年2月のN響定期演奏会だった。パーヴォ・ヤルヴィ指揮のショスタコーヴィチ。力強くもふんわりと優しいオーケストラの音に虜になってしまった。勝手に作り上げていた「オーケストラ=うるさい」という図式が一瞬で吹き飛んだ。

NHKホールで開催される定期演奏会の自由席ならなんと1500円で観れる。
関東に住んでいたら毎回通うのになー。

(青柳)

Thursday 18 May 2017

夏の予感

初夏を感じる。緑がまぶしい。蝶が飛び、鳥はさえずり、動物たちは動き回る。
 
現実に懸念事項あれど、それらをみているだけでのんきな気分になりこれぞ癒されるということかなと思う。そして、おおらかな気持ちとなりちまちましてたらあかんなー地道にこつこつやっていこうと励まされている。まわりの自然や環境に。
(my)

Wednesday 17 May 2017

夜の手紙


先日京都のMeditationsでアートワークに惹かれてカセットテープを購入した。
『TO BE HEARD AFTER DARK』という謎めいたコンピレーション。
「日が暮れてから聴いて」というタイトルだし、そうしてみた。
様々な種類の魅惑的な音楽が詰まっていた。テープの音像がいつの時代に録音されたのか分からないような不思議な雰囲気を醸し出している。選曲センスは抜群だ。製作者のニヤニヤしながらレコードを選んでいる顔が見えるようだ。
B面最後の曲が終わった後に、カエルの鳴き声が聞こえてきた。近所の田んぼで大合唱している音かと思ったら、スピーカーからで驚いた。
時空を超えて送られてきた手紙のような気がした。
ちょっと怖かったけど、カセットテープは人の存在が感じられるからやっぱり好きだ。

(青柳)

Tuesday 16 May 2017

ごはんのおとも

大根や蕪はできるだけ葉がついているものを手に入れる。このおまけ部分の方が重要だと思うこともあるくらい。なぜなら、この大根葉でつくったふりかけ(のようなもの?)が大好物だから。

つくりかたは至って簡単。はじめはかつおぶしを混ぜたりいろいろしていたけれど、このシンプルなものが一番いいなと思うように。

大根の白い部分から、葉部分(茎含む)を切り離す。→きれいに洗って、細かく刻む。(このとき菜切包丁を使うのが望ましい。あれ?わたしこんなに刻むの上手だったかなと錯覚してしまう程。まな板と奏でるトントンの音も美しい。キャベツの千切りもお店のようにできる。)→塩を大目にまぶし、しばらく置き余分な水分を出す。(これをしておかないと、水っぽいふりかけになりやすい。)→さっと洗い、ぎゅっと絞る。→中華なべに菜種油を熱し、絞った大根葉を炒めて、にんにく(みじん切り)と鷹の爪(輪切り)を後から混ぜ、水分がなくなるまでじゃっじゃと炒める。→醤油とみりんで味付けして完成。(お好みで黒胡椒やごま油を最後にふってもよい。)

あつあつの炊きたてごはん(ちなみに米は7分付き)にいっぱいのっけるのがいい。海苔で巻いて、お酒のあてにもなる。

 (刻んで塩をまぶししばらく置いているところ。)
 
(my)

Monday 15 May 2017

変わったものと変わらないもの

彦根から一番近い都会、京都へ。
初めての葵祭を観て、母校の学食で昼食、そして御所や京都の街をぶらつく。
20年前に学生時代を過ごした京都。
京都も自分もあれから変わったものと変わらないものがある。
時空を超えてそんなことに思いを巡らした一日。

(青柳)

Sunday 14 May 2017

いちご畑でつかまえて

いただきものの苺を使っていちごみるくをつくって飲んだ。

つくりかたは、苺を洗ってへたをとってミキサーに入れ、きび砂糖はお好みで。牛乳をこれも目分量でいれてガーっと混ぜるだけ。(今日のは美味しかったけれど、ちょいと牛乳を入れすぎた。濃厚な苺の味が楽しみたかったら、牛乳や砂糖は控えめの方がよい。)

思い立ったら簡単にできるこの季節の贅沢。

(my)

Saturday 13 May 2017

リゾートの達人


庭に植えたビワの木がすくすく成長しているので、近くに確認にいくと…
葉と同化しているカエルさん。
日光を浴び、半目を開けて恍惚感にひたっている。
見ている僕も幸せな気持ちになった。
一日ぼんやりこんな感じで何もしないというのも贅沢だ。
近場でこんなにリゾート感にあふれているのが素晴らしい。

(青柳)

Friday 12 May 2017

いるかちゃん

だんだん好きになっていくORANGE JUICE。

なんだか思春期シリーズみたいですが、高校生のときこのレコードを買ってはじめて聴いたとき特徴的な声が際立っていてその部分が苦手だった。今では大好きなアルバムで、この声が特にいいのだと思っている。

(ビターとキラキラ。しみじみジャケットもいい。)
 
(my)


Thursday 11 May 2017

本物のホラアナ


HORA AUDIOのショールームhoraanaから割と近い場所に本物の洞穴があるという噂を聞いていた。
多賀町にある「河内風穴」。今日ついに訪れることができた。
小さな入口の穴から中に入るとなかには異次元の空間が広がっていた。
外と空気が全然違う。音もなんだか不思議な響きがする。
最初は興奮状態で歩いていたが、一番奥にある岩に囲まれた空間でしばらくしゃがんでいると、次第にと落ち着いた気持ちになってきた。
穴から出ると外の世界がさっきと全然違ったものになっていた。
ホラアナ経験前とホラアナ経験後の自分が別人のようになったとさえ思えた。
本物のホラアナはやっぱりスゴイ。
とても深い体験だったので、まだよく分からない状態だ。

(青柳)

PS. 6月10日にhoraanaで『ゆうきの体温』というライブイベントがあります。horaanaから河内風穴まで車で40分ほどの距離。イベント前に本物のホラアナを訪れてみてはいかがでしょうか?

Wednesday 10 May 2017

住空間の効用

やっと1年越しに現在住居として使っている小屋の外壁を貼った。(詳細は”心地よい疲労感”および”WALL OF MEMORIES”に記載。)今までは銀色の断熱材が思いのほかスペーシーで面白かったので、そのままにしていたのだ。(ただ最近はさすがに通る度に外壁を貼らねばと気になっていた。)

外壁を貼り終わった後、おうちの中に入ったときのこと。なんと不思議なことに中にいていても、空間の空気が変化していたのだ!なにかフレッシュな感じ、新しいおうちに越してきた気分。(もちろん家の中にいていたら、外壁をみることはできない。)よくお洒落は見えないところを大事にしろといわれるけれど、このことかと合点がいった。

そうしているうちに、いろいろインテリアも新調したくなり、今まで気になっていた部分を変えたりいつもより念入りに掃除をしたり。こまめに計画してすこしずつ良くしていこうと話し合った。

住空間に気を配ることは、ささいなようにみえてとても重要だなぁと再確認。

(my)

Tuesday 9 May 2017

シュタイナーのデザイン


木で物を作る際、四角い物は作りやすい。
機械で切る場合、直線や直角は一番簡単。
家具やスピーカーに四角い物が多いのは、生産性が良いのが一番の理由だと思う。

その点、シュタイナーの家具はとても自由だ。
初めて見た時は驚いた。建築もすごい。
モダンデザインとは違う次元の存在感。

スピーカーを最初に作った時、形が音を物語るようなデザインにしようと思った。
音を聴いてみたくなるようなスピーカー。
自分のために作ったので、効率のことは一切考えなかった。
そのスピーカーが発展してMONOになった。
シュタイナー家具の自由な発想にも何か影響をうけていたのかもしれないなと思う。

(青柳)

Monday 8 May 2017

STANDARD BOOKS

平凡社STANDARD BOOKSというシリーズがある。科学と文学双方を行き来する知性を持つ科学者や作家の作品を集め、一作家につき一冊として紹介している。

常日頃から、理系と文系を分けることについて疑問を持っている。どちらの考え方も分けるものではなく、お互いを助け合うもののように感じている。

とはいっても、いわゆる文系の道を進んできただろう私は科学者たちの随筆を読むことはあまりなかった。(寺田寅彦くらい?)最近図書館で、914.6(分類でいうと日本の随筆エッセイ)の棚を物色していたときに背表紙できらりと光る本と目があった。手にとってみると、それが「岡潔 数学を志す人に」という本だった。

数学を志す人にという、わたしとかけ離れたタイトルだったが装丁の素敵さにぴんときて借りた。読んですごくはまってしまった!文章は明快でわかりやすく、内容はとても深い。そして、最後のページにある平凡社の編集者による”刊行に際して”という文章にぐっときた。岡潔に出会えたことはもちろん、このシリーズの大ファンになった。

ちなみに他のラインナップも、寺田寅彦・中谷宇吉郎・野尻抱影・牧野富太郎等と魅力的。現在も続々刊行中である。最新刊は、日本野鳥の会創立者「中西悟堂 フクロウと雷」。(これまたそそられるタイトル!わたしは大のフクロウ好き。)

装丁もどれもすてきでおうちの本棚に置きたい感じ、タイトルも魅惑的。今の楽しみはこのシリーズを読破していくこと。その喜びを思うと、本はいいなぁとわくわくしてしまう。

 
(これは図書館で借りたもの。こんなにすてきなので欲しくなる。じっくり集めたい。)
 
(my)

Sunday 7 May 2017

WALL OF MEMORIES


縁があって手元に集まった様々な木材を組み合わせた家の壁。
頂いた廃材もあれば、家具を作った時の余りの木もある。
壁を見ているといろんな記憶が蘇ってくる。
記憶のタペストリーのような壁。

(青柳)

Saturday 6 May 2017

Oblique Strategies




考えが行き詰ったとき(実は今・・・)、こんなものがある。

Brian Eno がPeter Schmidt とともにつくった戦略カードOblique Strategies。
たくさんあるカードの中から1枚を選ぶ。そこには短文が書かれている。それがあたらしいアイディア等のきっかけになるというものなのだ。(enoshopにて今でも購入可能。)David Bowieベルリン三部作のときもこれを使ったそうな。

難点はかなり文章がむずかしく感じること。どう判断してよいものかわからないものもある。それでも今、必要なのでひいてみた。”Always first steps"その通り!(そしてわかりやすい文章で良かった・・・。)

(my)


Friday 5 May 2017

心地よい疲労感


炎天下といってもよいほどの日差しの中、家の外壁に板をはる作業をやった。
熱中症(昔は日射病だったよな)にならないようにこまめに水分補給。というか、喉がすぐ渇くので自然とそうなる。
昼はぶっかけうどん、3時のおやつには、ちまきと柏餅を食べた。肉体労働の合間に食べると美味しさが2倍くらいに増す気がする。
たんたんと作業を続け夕方ついに終わった。道具や材料を片付けて空を見上げたら月がきれいだった。心地よい疲労感に包まれながら家を眺めた。朝の光で見るのが楽しみだ。

(青柳)

Thursday 4 May 2017

ドリアングレイの肖像


思春期に出会い多大なる影響を受けたこのアルバム。その中に入っている曲a picture of dorian gray(THE KING OF LUXEMBOURGのカバーヴァージョンもいい)が、とある芸能まとめサイトを読んでいたらなぜか頭の中に流れた。

(my)

Wednesday 3 May 2017

ゴールデンウィークらしいこと


長い間ゴールデンウィークらしいことをしていない。
今年も、草刈りに家の外壁板張りといつも以上に肉体労働の日々。
ここに住んで、この時期農家の方は田植え作業に忙しいことを知った。
職種によって休みの時期はまちまちなのだし、あえてゴールデンウィークに旅行や観光に行くことはないのだろうけど、少しはそういう気分を味わいたくなってしまう。
音楽の力を借りて演出してみることにした。
選んだのは、PACIFIC 231『MIYASHIRO』。
戦前のゆったりとした旅を疑似体験。

(青柳)

Tuesday 2 May 2017

夏も近づく・・・

久しぶりの肉体労働。(いつもたいてい机に座ってパソコン作業等が多い。)
数時間でできるだろうと軽く考えていたら、昼前にはじめて気付いたら夕方だった。体力的にはかなり限界。こんなに体力なかったかしらと首をかしげる。

運動は嫌いではない。からだを動かしたら気持ち良いなーと思う・・・のだけれど、大人になって運動を強制されることってあまりないから時間があれば、やれ本を読んだり他のことをしてしまい、運動をすることはあまりない。そうこうしているうちに、結構からだがなまってしまったと思われる。

久しぶり汗をかいた気がする。この心地よい疲労感、今日の晩酌はさぞかし美味しいだろうなとわくわくする。すでにお酒を冷蔵庫で冷やし、居酒屋スタイルにしようと献立を考え準備万端。ささやかな楽しみ。

こういう楽しみがあるのなら、日常的にからだを動かす習慣をつけるのもいいのだろう。何がいいんだろう・・・。庭仕事とか実際的なことの方が続けられそうとかいろいろ想像してみる。

(my)

Monday 1 May 2017

草を刈るタイミング


最近朝になるとどこからかブーン、ブーンと軽いエンジンの音が聞こえてくる。
この音がしたら、草刈りの時期。少し憂鬱な気分になる。
意外なところから野草が生えたり、花が咲いたりすることを楽しんでいる僕たちにとって草刈りは心苦しい作業。
うだうだ考えてるうちに日に日に草は背を高くしていく。
隣の敷地の草が刈られると踏ん切りがついて草を刈るという習慣がついている。
今日隣の草が刈られた。
明日はいよいよ僕たちの作業日だ。
写真に収めようと草に近寄ってみると一面に黄色い小花が咲いていた。
こんなことをしていると、どんどん草刈りするのが遅れていく。

(青柳)