Friday, 8 December 2017

ものごとの多面的な有り様

師走をむかえ、気温もだいぶん低くなってきた。関西のなかでは北国といってもいいこの場所。そして、古い農家建築。「寒くないのですか?」とよく質問される。もちろん寒いし現代的暖房設備を備えていないし気温はたぶん外と一緒だけれど・・・ただこういった時期があるのも悪くないなと考えるようになった。

凜とはりつめた空気のうつくしさ。冴えたその感じ。景色がくっきりしている。遠く雪をかぶった伊吹山が見える。四季折々あるからこその楽しみ。

逆に、季節感がないことに違和感を感じるように。例えば、一年中同じような温度に設定された空調が苦手になってきた。エアコンの暖房ははじめは確かに快適と思うのだけれど、しばらくたつと空気全体がもあっとしている感じに頭がぼーっとしたり汗をかいたりしてしまう。わたしにとっては小さいストーブがいいなと思うように。(ちなみにvalorという古いイギリスのものを愛用中。至極単純なつくりだが、頑丈でミニ火鉢といった感じ。)

(my)

Tuesday, 5 December 2017

冬の到来

気がついたら12月になっていた。
今年は寒くなるのが早かったから、秋のような冬のような曖昧な季節がしばらく続いていた。それがなぜか、今日とても「冬」を感じた。

気付かないうちにあることが進んでいて、ある瞬間に自覚する、そのタイミングがとても好きだ。なんというのだろうか。頭の中がほんのわずかにスパークして、新しい回路が生まれるような。

今日のきっかけは、寒波というよりも意外とAMラジオでかかっていた『冬のリヴィエラ』なのかもしれないな。

(青柳)

Thursday, 30 November 2017

時間の不思議

前回のブログからだいぶ時間が経ってしまっていた。言い訳のようだけれど、ここ最近、時間感覚がおかしくなっている。長いような短いような、よく分からない感じ。濃厚だったのは確かだ。

一週間弱、東京出張に行っていた。(いつも以上にwebから離れていた。)リズムや普段の感覚を取り戻すのに、数日はかかる。今、ぼーっとしている。なるべくお水を飲む。

滋賀と関東は紅葉の時期がずれているようで、滞在中木々のグラデーションが変化していくのを楽しめた。

体験として残ること。普段と違う時間の過ごし方は、いろいろ考える契機になる。ただ情報がたくさんおしよせると、自分がなにを望んでいるか分からなくなりぶれて混乱してしまう。自分で整理して取捨選択する重要性を忘れないようにしたい。

(my)


Sunday, 19 November 2017

突然光のごとく


キッチンでコーヒーをいれていたら、ラジオからマイブラの”You Made Me Realise"が流れた。BBCラジオなら分かるが、聞いていたのがNHK FMだったので、意表をつかれた。小さなポータブルラジオから聞こえるノイズギターもなかなか良いな、と思いながらコーヒーをドリップした。「突然光のごとく」という言葉が頭に浮かんだ。

日常で不意に訪れるこうした瞬間がたまらなく好きだ。
来週から東京で開催する『モノノネ空間|日々の光』は、こういった日常のささいな、特別な時間をテーマにしたイベント。フライヤーイメージ用に書いた文章と、今日の出来事がリンクしているのにも驚いた。(フライヤー文章では、ラジオからプリンスの曲がかかる。)

後ほど、スピーカーMONOで久しぶりに12インチ盤で聴いてみたが、素晴らしい。ゴリっとしたギターの質感は、アナログレコードがより気持ち良く楽しめる。
それにしても最高のジャケットだ。写真の女性の首にあてられたナイフが「閃光」のように思えた。

(青柳)

Thursday, 16 November 2017

旅をするために

日常生活のふとした瞬間に、物語は続いている。あらゆるところに魔法は存在する。
うつくしいきらめきとともに。時間をゆっくりかけて。今は気付かなくてもきっと用意されている。自分では予期しないような面白い不思議。感謝の気持ちでいっぱいになる。

からだとこころを整えて。触れるものに気を配って。謙虚に控えめにじっと観察しつつ。静かに流れて動きながら。

(my)

Wednesday, 15 November 2017

となりの柿

となりの空家の庭にある柿の木に、空にあふれていくばかりのたくさんの実がなっていた。ついこの間見てみると、カラスが夢中に実をつついていた。実はほとんど無くなっていた。あんなに美味しそうな柿を自由に食べられる鳥たちがちょっとうらやましかった。

先日、近所の方から柿を頂いた。その柿は僕が眺めていたとなりの柿だった。その方はおとなりと親戚関係だから納得。やっぱり鳥がほとんど食べてしまうみたいで、あまり人間が食べる分は残らないそうだ。

その柿を昨日たべてみた。皮をむきながら、「となりのかきは、よくかきくうきゃくだ」という言葉が頭に浮かんだが、どこか変だ。妻にたずねて間違いを正した。

柿の味は、とても「普通に」美味しかった。甘過ぎず、でも柿のうま味はしっかり伝わってくる。弘前の木村秋則さんが作られたりんごを食べた時と印象が近い。これが本来の柿の味なのだろう。

鳥は美味しいものをよく知っているな、と関心した。

(青柳)

Wednesday, 8 November 2017

日日雑記#2

昨日、暦の上では冬に。ふと中庭を見やると、落ち葉が地面一面に。木々は枝のシルエット。(紅葉見にいくの、間に合うかしら…。)

図書館でいっぱい本を借りる。LLビーンのトートバッグに溢れんばかり。(丈夫さに感心。)

冬というと焼き菓子の季節。(夏はオーブンを使うにも暑いから。)こちらに越してから、手作り菓子熱がふたたび。この冬は、パウンドケーキをマスターしたいという目標。基本的には、凝ったものより昭和的なベーシックなものが好き。(最近のお菓子本より、昔ながらのものを参考にしたい。)

いつも行くスーパーマーケットではなく、車で15分ほどのショッピングセンターへ。偶然、優待日だったせいで平日なのにすごい混み様。和菓子を買って、お茶の時間にいただく。

そろそろストーブをださなくては。日向ぼっこのありがたさが身に沁みる。

(my)